2022年度インフルエンザワクチンについて
当院では2022年10月1日より今シーズンのインフルエンザワクチン接種を開始いたしました。
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昨年、一昨年とインフルエンザの流行はほとんど見られず、今年はどうかと言ったところですが、流行期(冬)半年前にあたるこの夏には、南半球(冬)でのインフルエンザ流行が見られたことから、今シーズンは流行するのではないかと懸念されています。
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もし流行となると、初めての「新型コロナウイルス、インフルエンザウイルスのW(ダブル)流行の可能性がある」ということになります。
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私たちができることは、今まで培ってきた感染対策(手洗い、うがい、マスク、手指消毒)とワクチン接種です。
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インフルエンザワクチンについて、簡単にまとめましたのでご参考にしていただき、この冬を乗り切りましょう。
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まず、今シーズンに限っての例外事項として、川崎市における65歳以上のワクチン接種(定期接種)は原則無料となっております。W流行による重症化や感染爆発を防ぐためにも、予防接種は強く推奨されております。
以下:「川崎市高齢者インフルエンザワクチン予防接種無料について」のリンク
https://www.city.kawasaki.jp/templates/press/cmsfiles/contents/0000143/143371/houdoushiryou.pdf
*自治体によって有料となっている地域もありますので、それぞれご確認ください。
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インフルエンザワクチンは接種すればインフルエンザに絶対に罹患しないというものではありませんが、ある程度の発病を阻止する効果があります。
厚生労働省の「インフルエンザQ&A」では重症化を防ぐ効果があることや、発病予防にも一定の効果があることが報告されております。
ただし、注意が必要なのは、インフルエンザワクチンはその年の流行株を予測して作られるため、実際の流行株の抗原性と一致する際には効果が高いですが、抗原性の一致度が低いとその効果は低下します。
今シーズン(2022/2023)の製造株は以下のA型2種とB型2種です。
昨シーズンと比較すると、A型1種、B型1種が変更となりました。
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我が国で使用されているインフルエンザワクチンは不活化ワクチンであり、生ワクチンに比べて効果の持続期間は短く、有効性が持続する期間は約5ヶ月とされています。
従って、個人差はありますが、前シーズンに接種していても抗体価は減衰している可能性が高く、毎年接種することが勧められています。
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最後に、インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの接種間隔についてです。
今シーズンより「インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの組み合わせに限り」接種間隔に関する規定がなくなりました。
上記同時接種可能となった根拠となる有効性や安全性の情報は以下の厚生労働省サイトよりご参照ください(少し難解です)。
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/uploads/6_18.pdf
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今冬に訪れるかもしれないインフル/コロナ同時流行。
少しでも事前に対策を講じることで発熱外来の逼迫回避になればと思います。
当院でも新型コロナワクチン、インフルエンザワクチン共に接種をおこなっております。
お電話やインターネットからご予約を承っております。予約の際には下記予約サイトをご活用ください。