コロナ感染日記② 療養期間0~2日目

1月25日咽頭の違和感。 業務終了後の抗原検査:陰性 →有症状ととらえてこの日を療養期間0日目とすると

1月26日業務終了後の抗原検査:陽性(くっきり) →この日が自宅療養期間の1日目となります。

川崎市のHPより「療養期間は、発症⽇(無症状の方、発症日が明らかでない方は、陽性確定に
係る検体採取日)から10⽇間が経過した⽇までです。(11日目に外出が可能になります。)」とあります。

「10日間」という情報は皆さまご存じの方も多いのですが、その数え方があいまいの方が多いです。

発症翌日から10日をカウントし、さらにその翌日(11日目)から外出が可能になる、ということです。

ちなみに、隔離解除の72時間前までに症状が軽快していないことが条件となりますので、発熱などの自覚症状がある場合には隔離解除が延長する可能性があります。

具体的にみますと、私の場合は1月26日が抗原陽性判定です。前日の25日の咽頭違和感を発症日とするならばこの日を0日とし、26日(水)から10日間の2月4日(金)までを隔離期間、2月5日(土)が解除日となります。

もしくは無症状と解釈し26日を0日とすると2月5日(土)まで隔離期間となり、2月6日(日)が解除日となります。

オミクロン株の感染拡大に伴い様々なルールが目まぐるしく変化しており、その動向が注目されます。

今後の私の体調変化や行政の対応等も見合わせながら解除を迎えることができればと思います。

1月27日(木):療養期間2日目(症状:起床時に咽頭の違和感あり、日中は消失)

この日は幸い当クリニックは休診日でした。しかし私は新百合ヶ丘総合病院での午前一般内科外来を予定していたため、急遽連絡を入れ休診とさせていただきました。

看護師長と事務主任をクリニックに呼び、私は隔離場所(クリニック事務所)からの臨時遠隔ミーティングをいたしました。

内科外来や内視鏡検査、訪問診療の患者様の予約変更連絡や、告知や案内について、またオンライン診療でどこまで診療が可能なのか等を入念に打ち合わせました。

一番時間を割いたのは、やはり発熱外来についてでした。私が感染してしてしまった以上は感染対策を見直す必要もあり、さらに並行して抗原検査キットが全く入荷せず在庫がなくなってしまうという事態に陥りました。

そのため発熱外来ができないのであればクリニックを一時閉鎖する選択肢も議論されました。

しかしコロナに負けたくない、できることが残されているのであれば向き合いたいという気持ちを伝えると、スタッフ達も私の性格をよく理解していただいており、発熱外来継続に向けて歩みだしました…。

【陽性者となったときは】

私は検査が夜間でしたので、翌27日に医療機関(ニモクリ)からHER-SYS(厚労省登録システム)への登録をしました。

医療機関から陽性者登録が済むと、私の携帯へSMS(ショートメール)が届きました。

下記アドレス【令和3年度新型コロナウイルス感染症関連リンク集】へ案内されます。

https://www.city.kawasaki.jp/asao/page/0000132816.html

アクセスすると…

【要入力】県Webフォーム(療養のための質問票)

【要登録】神奈川県健康観察LINE(アプリ)

上記ページを案内され、それぞれ登録していきます。

また、併せて

【要確認】患者確認フォーム

【要閲覧】自宅・宿泊療養のしおり *とても良くできています!

https://www.pref.kanagawa.jp/documents/61069/shiori_18_web_1.pdf

【要閲覧】陽性患者様へ

というページも案内があり、これらはとても参考になりました。

感染者の急速な拡大につき、保健所も対応に追われています。

そのため、重症化リスクの低いとされる陽性患者(6歳から49歳までの方・重症化リスク因子がない方・妊娠していない)は自身での登録が必要であり、基本的に保健所からの連絡や状態確認はできない状況となっています。

「待っているのに連絡が来ない」という場合には上記のような条件に該当していないか確認してみましょう。