コロナ感染日記① はじめに

先述いたしましたように、私にもり内科クリニックの院長、二森浩行はコロナウイルスに感染いたしました。

多くのコロナウイルス患者様を診断、治療にあたっていた中で、発熱外来の必要性や地域で担う責任感を強く感じておりましたので、前線から退くことは悔しくてたまりません。

届け出を提出した同日には麻生区保健所所長より直接ご連絡をいただき、麻生区内の発熱外来に対する対応についての感謝の意を頂戴し、私自身のコロナウイルス陽性について労いのお言葉を頂きました。

とてもうれしかったです。

医師会所属の先生方からも励ましのお言葉をいただき、地域医療を一生懸命に支えてきたつもりでしたが、私自身が多くの方々に支えられてきたのだと改めて痛感しました。

大変ありがたいことに、現在は厚労省からの通達によりオンライン診療という選択肢が残されているため、私自身はクリニック近隣にある事務所で隔離生活を送りながら、スタッフの全面的な協力を得ながら発熱外来等の診療を続けていくことができることとなりました。

(以下厚労省から令和4年1月7日発出)

000878090.pdf (mhlw.go.jp)

【事務連絡】新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その64) (mhlw.go.jp)

また、報道でもありますように抗原迅速検査キットは流通がほぼ停止しており、院内には在庫がほとんどありません。感度も良く、検出時間も10分程度であり当クリニックでは優先的に採用しておりましたので残念です。

本日からは全例PCR検査に移行しますので、検査結果は2日後のお知らせとなります。

さて、陽性となってしまった私ですが、感染対策管理業務を担ってきた者として、少しでも陽性者としての経験をご報告し発信できればと思い、ブログにて感染から隔離解除までの経過をお伝えしていきたいと思います。

コロナに感染している方々が少しでも安心感が得られるよう、

また、同居や近隣の方々が感染している方々の不安が少しでも減るよう、

そしてまだ感染していない方々に少しでも感染対策の一助となりますよう、

身をもってお伝えしていきたいと思います。

川崎市におけるコロナ陽性後の流れ