花粉症外来
新型コロナウイルス感染症による発熱外来受診者数は減少し、インフルエンザウイルス感染症による発熱外来受診者が増加しているこの頃でありますが、それ以上に花粉症でお困りの患者様が日々多く来院されています。
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例年と比較しても今年はかなりのスギ花粉が飛散しており、鼻汁・鼻閉症状に加えて目のかゆみやのどの痒みを感じている方も多いかと思います。
また、元々喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状をお持ちの方は気管支炎による咳症状が出たり、皮膚のかゆみや湿疹症状が出てくることもあります。
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今年はスギ花粉だけでなく、4月前後に飛散ピークを迎えるヒノキ花粉も例年以上に飛散することが予想されており、長期的な花粉症予防が必要となるかもしれません。
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私自身も花粉症ですが、罹患歴30年ほどの大ベテランなので毎年元旦から抗アレルギー薬を内服しています。それでも今年は若干の症状は自覚していますが、それに対しては点眼薬や点鼻薬を併用し凌いでいます。
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抗アレルギー薬の効果を最大限発揮するためには「予防的な内服」が重要になります。症状が出てしまってから慌てて受診するケースもあるかと思いますが、その場合抗アレルギー薬本来の効果ほどは得られないことが多く、点眼薬や点鼻薬で対症療法として症状を抑えていく必要があります。発症してしまってからの対症療法としては、漢方薬の内服や重症例に対してステロイド治療も検討されることがあります。
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重度の花粉症の方は舌下免疫療法やレーザー治療、注射剤治療などがあります。なお、当クリニックの花粉症外来では一般的な内服薬や外用薬の処方での対応のみとなっております。
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一年を通じて様々な花粉が飛散します。「自分はどの花粉に対してアレルギーがあるのだろうか」と思われている方は血液検査によるアレルギーチェックが可能ですので、お気軽にご相談ください。