コロナ感染日記⑥ 7~8日目
2月1日(火):療養7日目(症状:咽頭痛症状もごく軽度に。発熱なし)
もともと軽症ではありましたが、自覚症状の咽頭痛はピークを越えて食事も問題なく摂れております。
・
この日も院内に院長は不在ではありますが、多くの発熱外来患者様の対応と、県庁からのコロナ陽性患者様へのオンライン診療依頼への対応で忙しく一日を過ごしました。
隔離期間中なので仕方ない事ではありますが、リスクある最前線に立つ看護師をはじめとするスタッフが日々コロナ感染症に立ち向かっていただいている中、その現場にいられないことがもどかしく感じます。
それでも私の意を汲んで対応にあたっていただいているスタッフには本当に感謝しています。
・
☆☆☆お給料日あたりに何かいいことがあると、いいですね♪☆☆☆
・
・
2月2日(水):療養8日目(症状:咽頭痛消失。発熱なし)
毎日朝7:30に神奈川県療養サポートから来るLINEに、①息苦しさがない事②発熱していないこと③パルスオキシメーターないこと、の3点を答えるのが自宅療養者の朝の日課となっています。
・
体調もほぼ正常にもどり自宅療養期間としても終盤に差しかかりました。
・
自分が陽性患者となり、医療者としては病態や体調に沿った評価も必要なのですが、今回一番自覚したのは、社会との隔離による日常生活の変化や自分自身が感染拡大の一因となりうるリスクに対する恐怖感でした。
自分の体調以上に「家族は、子供の学校は」「仕事は」「訪問診療している患者様やかかりつけの患者様は」等々、頭をよぎるのは自分「以外」の事ばかりでした。おそらく感染された多くの皆様もそうではないでしょうか。
・
濃厚接触者の取り扱いや隔離期間の設定等については日々研究結果に応じて期間の短縮や簡略化が図られています。
コロナと社会(経済)とが共存していくために医療だけではなく政治の一端としても医療機関の現場の声を今後も発信していきたいと思います。
・
【余談①】
新型コロナ対策パーソナルサポート(行政)からのLINEでは「ニモさん」と呼ばれておりちょっとほっこりします笑
【余談②】
私が隔離期間中に過ごしている事務所の様子です。
診療時間中はずっとSkypeで繋がっているので、クリニック内にいる時と変わらない気軽さで会話ができました。
おかげで孤独感もなく仲間と共に日中を診療に充てて過ごすことができました。