医療ドラマの医療監修に関わらせていただきました

医療ドラマはいつの時代にもあり、それぞれの時代の医師像がよく描写されていると感心して観ています。

また、診察や治療、手術や患者様との会話など、本当の医師さながらの動きを役者の方々が見事に演じられています。

そんな中、現在放送中のドラマ「TBS まどか26歳、研修医やってます!」の医療監修として、内視鏡検査や救命救急センターでの腹部診察など、複数のシーンにおいて私が関わる機会をいただきました。

https://www.tbs.co.jp/madoka26_tbs

リハーサルでは役者の方々から、まるで研修医のような好奇心にあふれた医療的な質問が飛んできて、指導しているとだんだん本当の研修医の先生に教えているような錯覚に陥りました。

また、本番ではまさに医療現場で流れる緊迫した雰囲気や空気感が描写されており、とても感心、感動しました。

今回のドラマの中で、医師の働き方改革が取り上げられておりました。

過重労働が強いられた研修医の時代から、労働と休養の棲み分けなどを重んじる研修医の時代へと変化している現状が描かれております。

私の研修医時代は、「何日寝ていない」とか「何食食べていない」等々を口にしながら疲弊している先輩方をみて、自分たちも帰ってはいけない空気の中で結果的に毎日深夜まで働いたり、夜間や休日に患者様の様子を見に病院へ行ったりしたことを思い出します。

その時の時代と、その時の医師像が上手く描かれた今回のドラマ、関わった放送回のエンドロールには当院の名前が全国放送で流れる(予定)です。

ぜひ皆様も楽しんで、ご覧になってください。