消化器内科とは
口腔から肛門まで一本の長い管でつながっている全長10mほどの消化管（食道、胃、十二指腸、小腸、大腸）と、それに関連する肝臓、すい臓、胆嚢で発生した症状や病気について内科的に治療するのが消化器内科です。食欲や便通に異常を感じたり、吐き気や腹痛症状がある際には一度ご受診ください。
よく見受けられる症状は、急な腹痛、嘔吐・吐き気、下痢といったもので、この場合感染性の胃腸炎などが考えられますが、他の可能性として日頃の生活習慣の影響や何らかの消化器疾患の一症状である可能性もあります。そのため、これらの症状が重大な消化器疾患であると考えられる場合は、しっかり鑑別を行う必要があり、X線撮影、腹部超音波（腹部エコー）、胃カメラ（胃内視鏡）等を用いて、症状の原因を探るようにいたします。
このほか、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患、機能性ディスペプシアなど特異的な腸の病気などについてもご相談に応じます。
また、当クリニックでは日本ヘリコバクター学会H. pylori（ピロリ菌）感染症認定医である院長がピロリ菌感染の有無、陽性判定後の除菌治療、除菌後の定期的な内視鏡検査等を行います。胃カメラ（胃内視鏡）をされたことがない方、ピロリ菌感染が気になる方、除菌治療後の方はお気軽にご相談ください。
消化器疾患で良く見受けられる症状
- お腹の調子が悪い
- 胃が痛い
- 胃もたれがする
- 吐き気がする
- 胸やけがする
- 便秘気味である
- 便意が突然襲ってくる
- 下痢を繰り返す
- 血便が出た
- 食欲が無い
- 急に体重が減少した
- 顔色が悪いと言われる など
消化器で扱う主な疾患
- 逆流性食道炎
- 食道カンジダ症
- 急性胃炎
- 慢性胃炎
- 萎縮性胃炎
- 胃・十二指腸潰瘍
- ピロリ菌感染症
- 機能性消化管障害（過敏性腸症候群（IBS）、機能性ディスペプシア 等）
- 感染性胃腸炎
- 急性腸炎（虫垂炎、憩室炎、虚血性腸炎等）
- 便秘症
- 下痢症
- 炎症性腸疾患（クローン病、潰瘍性大腸炎）
- 痔核（ぢ）
- 脂肪肝
- 急性肝炎
- 慢性肝炎
- 肝硬変
- 胆石
- 胆嚢炎
- 胆嚢ポリープ
- 急性膵炎
- 慢性膵炎
- 食道がん
- 胃がん
- 大腸がん
- 肝がん
- 胆嚢がん
- 膵がん など
