胃食道逆流症(GERD)について
2022年6月24日
胃食道逆流症とは、胃酸の逆流により引き起こされる食道粘膜傷害と煩わしい症状のいずれかまたは両者を引き起こす疾患であり、食道粘膜傷害を有する「逆流性食道炎」と症状のみを認める「非びらん性逆流症(NERD)」に分類されます。
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逆流性食道炎の有病率は約11%、有訴者率は約18%と言われており、これは食道炎の画像所見なくとも症状を有している方も多いことを意味します。
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主な症状は、胸やけと呑酸(酸っぱい水が上がってくる)です。
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また、胸痛や喉頭炎、咳嗽、喘息、虫歯なども実は胃食道逆流症と関連している場合があります。
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風邪や喘息ではないけれど、長く続く咳などはこの疾患を疑ってみても良いかもしれません。
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増悪因子として、激しい肉体運動や脂肪摂取の増加、過食、肥満、円背、ストレス、一部の薬剤(カルシウム拮抗薬等)等が挙げられます。
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自覚症状が思い当たる方はぜひ一度ご相談ください。